看護師の資格を取得したからと言ってすぐに一人前の看護師のように働けるほど、看護は甘い仕事ではありません。しかし、誰でも新人時代は右も左もわからなく、若さと情熱だけで仕事をこなしていた感じもありますよね。ただし、看護師は人の命を預かるという大切な仕事だけに、犯してはならないミスもいろいろあります。新人時代にしっかりと叩き込んでおくことでミスを犯さないできる看護師として力を発揮することができるでしょう。
例えば、ベテラン看護師であれば1人で判断できる事柄も、新人看護師にはさっぱりわからない、けれどもそれを不確かなまま実行してしまってミスをしてしまった、ということがあったとします。そんな時にはベテラン看護師にしっかり指導してもらうことが大切です。若い時は仕事でミスしやすいものです。しかし、ミスを今度はしないようにしようと心がけるようにするのとしないのとでは、後々看護師の力量は天と地ほどの差になってきます。それに新人ですからわからないことがあって当然です。一人で悩みを抱えていないで、そんな時はどうするかベテラン看護師に質問してみることが大切ですよ。
わからなくて困るのは看護師である自分ではなくて、担当の患者です。学生時代にマネキン相手に勉強したのとは違い、実際に病院で患者に接して仕事をすることには責任というものが発生します。しかも、学生時代は学費を払って学んでいたが、病院では給料をもらう身です。看護師として、大人としての自覚を持ち、責任をしっかり持って仕事に取り組むことが大切です。